こんにちは。準硬新2年の清水皓大です。今回は自分の高校時代について話そうと思います!

自分が通っていた小山台高校は都立高の中で3番手くらいに位置していて、部活・行事に熱すぎる人が多く、少し宗教じみたような高校です。これは通ってみればわかります。また自分が所属していた野球班(小山台では部活動のことを班活動と呼ぶ謎の伝統があります)は、東京の中では割と名が知られていて、自分の代と1個下の代が2年連続東東京準優勝という成績を収めることができました。こう聞くと練習がかなりハードだったのだろうと想像するかもしれませんが、意外とそうでもなかったです。小山台は普通科の他に定時制を設置していて、5時には完全下校する必要がありました。野球班も週2回の河川敷練習、土日の練習試合以外は5時までの1時間半で校庭半面や駐輪場などを使って限られた中で練習をしていました。ただその分生活面でかなり厳しくやっていて、例えばLINE以外のSNS禁止、電車の中で携帯使用禁止などのルールが設けられていました。また毎日ノート1ページ分の野球日誌を書くことも、チームの中の決まり事でした。

さて前置きが長くなりましたがこんな高校で過ごしてきた自分の3年間での1番の事件は入学前に起こりました。その日は都立の合格発表の日だったと記憶しています。SNSの怖さを知らない生粋のツイッタラーだった当時の自分は、合格を確認するとすぐにこんなツイートを投稿しました。「小山台高校に合格しました!例年のベスト8止まりではなく、自分が甲子園に連れて行けるように頑張ります!#春から小山台」その日のうちは友達から届くおめでとうのメッセージで浮かれていたのを覚えています。しかし次の日、小山台のOBと思われる人物からこのようなリプライが届きました。「野球班をけなすような発言はやめてください。すぐにツイートを削除してください。」どうやらこの人はベスト8止まりという言葉が気に障ったようでした。またそれからも自分のこのツイートが何人かの小山台関係者にリツイートされ、「野球班に大物が入ってくるぞ」みたいな雰囲気が小山台のツイッター界隈でネタにされていたのでした。SNSの恐ろしさを知った瞬間でした。このことを親に相談してすぐにツイートを削除しました。それから1ヶ月後、入学しビクビクとして教室で行われている野球班の説明会に参加し顧問の話を聞いていたところ、その顧問がいきなり資料を取りだし「清水皓大っているか。」と自分のことを名指しで呼んだのです。その瞬間全てを確信しました。あ、これは絶対ツイッターの件で呼ばれているんだ。そして俺は怒られ入部を拒否されるんだと。この確信のもと自分はすぐにその場で返事をしました。こちらに目を向けた顧問は自分のことを確認して、次にこう言いました。「お前ツイッター好きか?」やっぱりツイッターのことだったのか。俺の高校生活は終わったんだ。そう思いました。この質問に対して自分は「別に好きではないです」と答えました。というよりそう答えるしかなかったのです。この後どんな罵声を浴びることになるんだろう。心臓の鼓動が早くなるのを感じました。すると顧問は「そうか。今回は何も言わないからこれから気をつけろよ。」と言ったのです。救われたと思いました。そしてそれから自分は無事野球班に入班することができたのでした。ただ、この自分の話は野球班全体に広がっていて70人近くいる先輩に自分の存在は悪い意味で知れ渡っていたのでした。名前を覚えてもらったという点では意外にもこれはいい事だったのかもしれませんね。

 

みなさんもSNSには十分気をつけましょうね。

おまけ

 

今回はSNSについての話でしたが、大学でもSNSを通じて連絡先を交換しようとしたり、変な勧誘をしようとしたりする人もいるので十分に気を付けてくださいね。小山台高校といえば高校野球をやっていた人は一度は聞いたことがあるだろうと思います。公立普通科高校としてはかなりの知名度を誇っていますよね。今回の文章にも書いてあるように効率的な練習を行なっているというように何度も雑誌に取り上げられています。我々準硬式野球部も他の北大の部活や他大学と比べて必ずしも練習環境に恵まれているとは言い難い部分があるかもしれませんので見習うべき部分がたくさんあると思います。ところで今日紹介した清水君は最近ちょっと良いことがあったらしいので知りたい人は是非本人に聞いてくださいね。多分本人は快く答えてくれるでしょう!

清水皓大ってどんな人?

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他の一年生の高校生活は?

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